ナイチンゲールにはなれない!

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認知症患者が辛いストレスな看護師は多い?向き合う方法とは?

認知症患者が辛いストレスな看護師は多い?向き合う方法とは?

高齢化社会と認知症

高齢化社会が加速する現代において、加齢の加速とは反して認知機能が低下していくのはいたしかたのないところ。

高齢=認知機能が低下するという図式ではけっしてありませんが、高齢者が認知症を患うリスクがあるのは周知の事実です。

認知症にはなりたくない?それとも?

年はとっても認知症にはなりたくないなという意見もあれば、認知症になったら幸せなのかなあ~と呟く人もいるのです。

認知症になると幸せなのでしょうか?

なるほど、そういわれればとりようによっては認知症になって幸せそうに過ごされるように見える高齢者がいるように感じました。

癒される認知症の患者さん

いつも笑顔の患者さん。

ご飯はまだかな、え?今食べたところだって?ワハハハハ!!

豪快に笑うそんな方を見てつい微笑ましく、またこちらも笑顔になれる瞬間がありました。

きっとこの人は、すぐさっきの事など忘れてしまうけれど、もしかすると家族の顔も忘れているのかも知れないけれど、じつは今という時を不自由さを感じずに暮らすことが出来ているのかな。

いつも同じ昔話をするけれど、大切な大切な思い出なんだろうな。

あるおばあさんは言います。

うちのおじいさんはわたしより早く死んでしまってね、あの人は仕事ばかりだったし、お酒もよく飲んでたけど、子供たちはすくすく育ったし、優しい人だったのよ、あっちに行ったら会えるんだから今は何も心配ないのよ。

かけがえのない事ってこういう事をいうのかななどとふと思ったりします。

短期記憶は障害されても長期的な記憶はずっと残ったたまま。

その人のいちばん大切な思い出があり、まだ生きがいとなっている。

私たちのような現代人にとっては社会ストレスによる生きにくさを抱えるものも多いから、認知症でも幸せに過ごしていけるならそれは幸せかと。

ふとため息混じりにそんな一言が出る看護師もいるのです。

わからないでもないな…。

認知症患者を看護する看護師の役割

しかしながら認知症による記憶障害は短期記憶障害のみならず、長期記憶障害も存在しますから、家族の顔も含めあらゆる関係性まで記憶が失われる可能性もあるのです。

認知症の患者にはそれぞれの個別的な症状がありますから、私たち看護師は認知症患者を看護する上で専門的な知識が求められるのです。

認知症患者にはその方の行動を制限しない事が大切

認知症患者の対応として話を否定しないこと、行動を身体抑制により制限しない事が望まれます。

認知症患者にはその方のその人らしい暮らしを尊厳を守り支える必要があるのです。

しかしながら、予期せぬ行動に走る事をしばしば見受けます。

この辺りは予期せぬという言い方は不適切かもわかりませんが。

普段の行動や周辺症状を把握しその先を予期するのも看護師の役割になるからです。

それでも危険行動に発展してしまうものです。

例えば私が経験・目撃した、聞いたケースでは、歯磨き粉で顔を洗っていた、ADLが車イスの患者が階段に向かって行った、病室のゴミ箱に放尿した、入れ歯を服の中へ入れた等聞いた話を入れたら仰天エピソードなんて山ほど出てくるものなのです。

ここからが本題なのですが、あまりにも多様化、複雑、予期困難なものも多い、認知症患者の対応に対する看護師の受け止め方の問題についてです。

看護師の認知症患者に対するストレス耐性は意外に脆い

いくつかの病棟勤務を経験した私ですが、認知症患者が極めて多い環境での看護は想像以上に辛かったです。

また同様にストレスを抱える看護師も多く、認知症患者に対する看護師のストレス耐性は思った以上に脆いと感じました。

認知症ケアを専門に行える知識や教養を身につけた看護師ならまだしも、病棟移動や新規入職など寄せ集めのような環境で多くの認知症患者の入院する環境で働く事になったのです。

私を含めたチームはストレスや疲労こんぱいしていたようでした。

認知症患者は癒される患者さんたちばかりではありません。

しかし、どういった患者さんでも尊厳が必要というのはありますよね。

ナースコールが鳴りやまない病棟、認知症患者の不穏や、昼夜逆転の患者の夜間不眠、頻尿患者の終わらないトイレ対応、そして転倒の知らせ。

朝まで戦いでした。

一体何と戦っているんだろう、自分は認知症患者達を危ないからと行動制限し、安全策として安全ベルトをさせ、トイレが順番待ちを出来ない患者を止める事に必死になり…。

こんな事でいいんだろうか?

看護とは護る(まもる)という言葉が含まれるお仕事なのです。

けっして戦うための仕事ではないのですが、職場では戦っている看護師っていますよね。

指示を遅くに出すドクター、徘徊しまくる患者さん、ナースコール対応、夜勤明けの採血業務、気がつけばいろいろなものと看護師は戦っているようでした。

認知症患者に対するストレスは顕に現れる看護師もいました。

大声で怒鳴り言葉も荒くなり、難聴もあるから余計にヒートアップする看護師。

やっぱり何と戦っているんだろう。

認知症患者と戦っているのか、自分たちの自制心と戦っているのか?

訳がわからなくなりました。

これではナイチンゲールにはなれない!

私は身体抑制には反対ですが、手術後等のせんもう状態の患者に対して等のやむを得ず使う、意味のある身体抑制のみ必要と考えます。

認知症患者の転倒の予防に身体抑制はしたくありません。

病院から出て(退院)自宅や施設に入居するなら身体抑制はしないのが通常です。

認知症患者の尊厳を護るには向き合う事が必要

認知症患者が多く入院する病棟には少なくも認知症患者の対応を得意とするスペシャリストが必要だと感じました。

急がしい処置に追われて認知症患者に優しくなれない看護師、安全策優先で患者の尊厳が後回しになる対応、悪循環からストレス耐性が低い看護師のストレスフルな職場…。

みんなそんな自分たちが嫌だって言ってます。

自分たちの態度や対応に嫌だとわかっていながらも、そのように接してしまう自分たちか嫌でもあり、気持ちが疲労しでもどうしたらいいかわからない。

ならばスペシャリストになれば良いじゃないか!

私は一旦その職場から身を引く決意をしました。

認知症患者を含めた、自分たちのメンタルコントロールが出来る看護師になりたい!

自己分析やストレスのコントロールが出来る看護師になり、心理学やメンタルについて学べる看護師を目指そうと思い立ったきっかけでした!

認知症患者に対してストレスはすることは、抱くのは認知症患者について知らないことから来る、内面的な弱さなのです。

弱さに打ち勝つには無知に気づき学ぶ事が必要です。

転職を決意した私が向かった先は…?

転職体験やレポートを含めて後日報告出来ればと思います。


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