分娩・乳房のマッサージ等を含む母性看護学実習を男子学生が行う意味って?

分娩・乳房のマッサージ等を含む母性看護学実習を男子学生が行う意味って?

看護師になるためには看護学校にて様々な実習を行う必要があります。

看護学生は男女問わず産婦人科実習であれ学習をする必要があります

看護学は看護学と名前が付くものだけでもこれだけある。

  • 基礎看護学
  • 在宅看護論
  • 成人看護学
  • 老年看護学
  • 小児看護学
  • 母性看護学
  • 精神看護学

その中でも一種独特な感じがしないでもないのが母性看護学だ。

今では男子看護学生が珍しくとも何ともない世の中になりつつある。

つまりニーズも向上し、それなりに病院に男性看護師が普及しつつあるのである。

ただし、母性看護学実習の現場である、産婦人科の場合、男性医療従事者は医師位のものです。

看護師や助産師の活躍はない、というより助産師に男性の枠は無いのが現状です。

もちろん産婦人科病棟に男性看護師が働いているなんて聞いたこともありません。

なのに、男性看護学生が実習を行う意義はあるのか?

これは誰しも男子の看護学生が思い悩んだに違いないと思っている。

次の知恵袋なんてこの辺りの一般感覚を物語っているような気がします。

男性看護師って必要でしょうか?意見をお聞かせください。

男性看護師って必要でしょうか?意見をお聞かせください。私は男性が看護師になるべきではないと考えています。都内の看護学校は受験者が溢れていてどこも高倍率だと聞いています。確かに看護師不足と叫ばれてい…

この質問内で質問主さんの言っている男性看護師・・・の件ですが、産婦人科では無く、婦人科と言っているのでおそらく婦人科疾患の診療を行っている場所ではないかと思います。

私は今だに聞いたことがないです。

と思っていたらこういうケースは十分あり得ますね。

男子看護学生が産婦人科に実習行くのは必須? 私は妊婦です。この間の検診で、受け付け時に「看護師の実…

男子看護学生が産婦人科に実習行くのは必須? 私は妊婦です。この間の検診で、受け付け時に「看護師の実習生が着いてもいいですか」と聞かれ、「内診は嫌ですけど…」と答えたら、「断られる場合は結構です」と言…

私にとっても発見でした。

つまり単科で産婦人科病棟に男性看護師をわざわざ配属する理由はかなりレアですが、内科との混合病棟でたまたま産科もあるような部署なら配属される可能性はありますよね。

よって、男性看護師が産婦人科病棟で働いている方もいるのではと思いました。

もし、男性看護師が産婦人科病棟に配属されているのであれば教えてほしいです。

母性看護学実習に対する調査結果について

男子の母性看護学実習についてという参考になる資料が公開されていました。

下記は引用となります。

男子も女子も同じ内容の母性看護学実習を行うようになった学校が増えてきていると言われるが、実際にどのように行われてきたかについては、これまで把握されていなかった。そこで「看護学校への社会人入学に関する調査」の中で、男子の母性看護学実習に関する設問を設け、3年過程、看護短期大学それぞれの実態を把握した。
画像は専門学校の回答より

このような調査結果を見てみると、男子看護学生の実習への参加が学校側のルールによっても大きく違うことがわかる。

なお資料の中では、実習施設側が拒否したケースや、妊産婦及びその家族が拒否したケースがあったと報告されている。

私が経験した実習でも、一部の学生が拒否を受けたケースがあった。

実習には上の画像の内容のように、乳房マッサージなどの直接的なケアを行わ無いケースが多いものの、腹部の触診などは比較的行う事もあります。

胎児の母体のでの向きなどを計測するケースなど・・。

女子とペアで行動するというのはよく聞くケースです。

実際に分娩への立ち合いも私は行っています。

妊産婦は実習を受け入れていましたので。

ただし、受け入れる側もしかり学生側も複雑な気持ちに立たされる場面もあるでしょう。

どんな実習であれこちらは学ぶ気持ち一心ですが、その実習を行う事の意義があるかどうかを深くは学生の頃には考えなかったことかも知れません。

ただただ複雑な心境であったことを覚えています。

実習が始まってしまえばそんなことは吹っ飛ぶのですがね。

ひとこと

今回久しぶりに看護学実習の中でもデリケートなカテゴリー「母性看護学」を男子学生が実習することについて振り返ってみました。

実際はほとんどスムーズに実習できたんですがね。

この辺りは、学生とその妊産婦さんとのマッチング次第という所もあります。

あとペアになる女子学生ともね。

そして今回紹介している知恵袋の質問や解凍にあるような一般的な受け入れる側の気持ちについても「あ~あの時もしかしたらちょっと嫌だな~とか思っていたんかな~」などと思い起こしてみたりと、いい機会になりました。

そうであっても受け入れてくれたのなら、妊産婦さんには感謝感謝です。

私たちにすれば、貴重な実習の一つ一つすべてが学びになっていますので。

そして今であっても女性の患者の「一般病棟」でも体に触れるようなケアについては、距離感とかポジションとか、声かけとか羞恥心に対する配慮がとっても大事だなって思いながらやっています。

母性看護学は妊娠~産褥期などあらゆる場面(正常分娩、帝王切開、その他の病態等)を視野に入れ、その精神面の変化や家族とのかかわり全てを学ぶ学問です。

実習を行うスタイルこそ男女で違うわけですが、学ばなくてはいけないものは男女であまり差が無いのかもしれませんね。

ちなみに母性看護学実習で一番楽しかったのは赤ちゃんの沐浴でした。

いまでもプライベートでは赤ちゃんのお風呂入れは私の係です(笑)


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